撮った写真を、その場で渡す|AirDropとクイック共有のやさしい使い方
「孫と撮った写真、あとでLINE(ライン)で送るね、って言ったまま、忘れちゃうのよ」
その場では覚えているのに、家に帰るとすっかり。よくありますよね。
でも、ちょっと想像してみてください。
テーブルをはさんで、「いまの写真、送るね」。スマホを2回ほど押すと、もう相手のスマホに届いている。「わあ、きれいに撮れてる」と、その場でいっしょにながめられる。
近くにいる人になら、写真は、その場で渡せます。iPhone(アイフォーン)ならAirDrop(エアドロップ)、Android(アンドロイド)ならクイック共有という機能です。
- AirDropとクイック共有で、写真を送る・受ける方法が分かる
- iPhoneとAndroidのあいだで送るときの方法が分かる
- 知らない人から写真が届かないための設定が分かる
「あとで送るね」が、「いま送るね」に変わりますよ。
✅ 先に結論
近くにいる人には、iPhoneどうしならAirDrop、Androidどうしならクイック共有で、写真をその場で送れます。どちらも、Wi-Fi(ワイファイ)とBluetooth(ブルートゥース)をオンにして、写真の共有ボタンから送るだけ。受け取る側が、iPhoneでは「受け入れる」、Androidでは「承認」を押せば届きます。受け取る設定は、ふだんは「連絡先のみ」にしておくと、知らない人から届かなくて安心です。
わたしの場合
AirDropは、わたしがよく使う機能です。
アカウントがちがう端末どうしでも、近くにいれば、すぐに送れます。設定がかんたんなので、本当に便利なんです。
受け取る設定は、「すべての人」にはしていません。
近くの人に、そのまま渡すしくみ
AirDropもクイック共有も、近くにいるスマホどうしで、直接やりとりするしくみです。

近くの人に直接送るしくみなので、ふつうはギガ(モバイルデータ)を使いません。写真の大きさも、あまり気にしなくて大丈夫です。
そのかわり、いくつか条件があります。
- 相手が近くにいること
- 送る人も受ける人も、Wi-FiとBluetoothがオンになっていること
家の外でWi-Fiにつながっていなくても、Wi-Fiの「オン」だけはしておきます。つながっているかどうかは関係ないんですよ。
iPhoneどうしは、AirDrop

送るとき
- 「写真」アプリで、送りたい写真を開きます
- 共有ボタン(四角から上に矢印が出ているマーク。画面の下のほうにあります)を押します
- 「AirDrop」を押します
- 近くにいる人の名前が出てくるので、送りたい相手を押します
相手のスマホに「受け入れる」が出て、相手が押せば届きます。何枚かまとめて送りたいときは、写真の一覧で「選択」を押して、写真を選んでから共有ボタンを押します。
受け取るとき
画面に写真と「受け入れる」が出たら、押すだけです。届いた写真は、「写真」アプリに入ります。
相手の名前が出てこないときは、受け取る側の設定を見てみてください。AirDropは、はじめは連絡先に登録してある人からだけ受け取る設定になっています。おたがいの電話番号やメールアドレスが、連絡先に入っているか確かめてみましょう。
💡 ポイント
連絡先に入っていない人から受け取りたいときは、受け取る側が、受け取る設定を一時的に「すべての人(10分間のみ)」にします。10分たつと、自動で「連絡先のみ」にもどります(Apple Account(アップル アカウント)にサインインしているとき)。切り忘れても心配いりません。
Androidどうしは、クイック共有
Androidでは、「クイック共有」(Quick Share(クイックシェア))という名前です。前は「ニアバイシェア」と呼ばれていました。
送るとき
- 「フォト」などのアプリで、送りたい写真を開きます
- 共有ボタンを押して、「クイック共有」を選びます
- 近くにいる人のスマホが出てくるので、送りたい相手を押します
相手が「承認」を押すまで、少し待ちます。相手のスマホは、画面のロックを開けておいてもらってくださいね。
受け取るとき
画面にお知らせが出たら、「承認」を押します。受け取ったものは、「Files(ファイルズ)」アプリの「ダウンロード」の中の、「Quick Share」というフォルダに入ります。機種によって、アプリの名前がちがうこともあるんですよ。
iPhoneとAndroidのあいだでは?

iPhoneとAndroidのあいだでも、AirDropとクイック共有でやりとりできる機種が、少しずつ増えています。2025年11月にGoogle(グーグル)のPixel(ピクセル)から始まって、いまはPixel 8a以降や、Galaxy(ギャラクシー)S24以降などにも広がってきました(2026年10月時点の、Googleの案内による一覧です)。ただし、iPhoneで受け取るときは、そのあいだだけ受け取る設定を「すべての人(10分間のみ)」にする必要があります。
ただ、使える機種や国はまだ限られていて、日本で使えるかどうかは、Googleの日本語のページにも、はっきり書かれていません。
ですから、iPhoneとAndroidのあいだで送るときは、いつものLINEで送るのが、いちばん確かです。たくさんの写真を家族で分け合いたいときは、共有のアルバムも便利ですよ。
知らない人から、写真が届かないために
兵庫県警察の鉄道警察隊は、電車の中でAirDropを悪用して、知らない人に見たくない画像を送りつける迷惑な行いが起きているとして、注意をよびかけています(令和5年3月の案内)。
守り方は、かんたんです。受け取る設定を、ふだんは「連絡先のみ」にしておくこと。こうしておけば、連絡先に入っていない人の画面に、あなたのスマホは出てきません。
- iPhone:「設定」→「一般」→「AirDrop」で、「連絡先のみ」か「受信しない」を選びます
- Android:「設定」のいちばん上の検索で「クイック共有」と入れ、「共有を許可するユーザー」で「連絡先」を選びます
「すべての人(10分間のみ)」は、10分で自動的に切りかわるので、つけっぱなしになる心配はありません。
⚠️ 注意
知らない人から届いたら、「受け入れる」や「承認」は押さずに、iPhoneでは「辞退」、Androidでは「拒否」を押しましょう。迷惑な画像を送りつけられたときは、最寄りの警察署や、電車の中なら鉄道警察隊に届け出ることができます(兵庫県警察の案内より)。
📱 お使いのスマホによってちがいます
画面の言葉や、ボタンの場所は、機種やOS(オーエス)のバージョンによって少しちがいます。Androidは、機種によってクイック共有のメニューの名前がちがうこともあります。見つからないときは、設定のいちばん上にある検索で「AirDrop」「クイック共有」と入れてみてください。
まとめ
もう一度、結論です。
近くにいる人には、iPhoneどうしならAirDrop、Androidどうしならクイック共有で、写真をその場で送れます。どちらも、Wi-FiとBluetoothをオンにして、写真の共有ボタンから送るだけ。受け取る側が、iPhoneでは「受け入れる」、Androidでは「承認」を押せば届きます。受け取る設定は、ふだんは「連絡先のみ」にしておくと、知らない人から届かなくて安心です。
共有ボタンを押して、相手を選んで、相手が受け取る。それだけで、思い出がその場で手渡せます。
次に会ったときは、ぜひ「いま送るね」と言ってみてくださいね。
次のステップ
離れて暮らす家族と、写真をいつでも分け合いたいなら、共有のアルバムが便利です。
👉 家族の写真を1か所に|GoogleフォトとiPhoneの共有アルバム

