スマートウォッチってなに?|腕で通知を見て、転んだときは知らせてくれる
「娘に、スマートウォッチをつけたら? って言われたの。時計で何ができるのかしら」
時計なのに電話? と、ちょっとふしぎな感じがしますよね。
でも、ちょっと想像してみてください。
台所で手がぬれていても、腕がぶるっとふるえて、画面に「娘」の文字。スマホを探さなくても、だれからの連絡か分かる。散歩の途中で強く転んでしまっても、時計が気づいて「大丈夫ですか?」と知らせてくれることがある。
スマートウォッチは、スマホの大事なお知らせを、腕で受けとめてくれる相棒です。
- スマートウォッチで、何ができるかが分かる
- お使いのスマホと、組み合わせられる時計が分かる
- 転んだときの機能や、健康の機能の正しい受けとめ方が分かる
スマホを手に持っていないときも、大事な連絡を逃しにくくなりますよ。
✅ 先に結論
スマートウォッチは、スマホとブルートゥースでつながって、通知や電話を腕で受けられる時計です。Apple Watch(アップルウォッチ)はiPhone(アイフォーン)と、Galaxy(ギャラクシー) WatchやPixel(ピクセル) WatchはAndroid(アンドロイド)と組み合わせます。転んだときに助けを呼ぶ機能や、心拍の通知もありますが、健康の通知は診断ではありません。気になるときは、お医者さんに相談しましょう。
わたしの場合
スマートウォッチをつけている人は、まわりでよく見かけます。
でも、わたし自身は、まだ使ったことがありません。この記事は、時計の会社や国の公式の案内をもとにまとめました。
スマートウォッチで、できること

スマートウォッチは、スマホとブルートゥースでつながる、腕時計の形をした機械です。
主にできるのは、こんなことです。
- LINE(ライン)やメールなどの通知を、腕で見る
- かかってきた電話に、時計で出る
- 歩いた歩数や、心拍数を記録する
- 転んだときに助けを呼ぶ手伝いをしたり、自分で操作して緊急通報をかけたりする
スマホをカバンにしまっていても、ポケットに入れていても、大事なお知らせは腕でぶるっと分かります。スマホを探して、あわてて取り出すことが、ぐっと減るんです。
まずは、スマホとの組み合わせを確かめる

スマートウォッチは、どのスマホとも組み合わせられるわけではありません。ここがいちばん大事なところです。
- Apple Watch:iPhoneと組み合わせます。はじめの設定に、iPhoneが必要です
- Galaxy Watch(ギャラクシーウォッチ):いまの機種(Galaxy Watch7など)は、Androidのスマホと組み合わせます。iPhoneでは使えません。転んだときの機能などは、Galaxyのスマホが必要なことがあります
- Pixel Watch(ピクセルウォッチ):Androidのスマホと組み合わせます。iPhoneでは使えません
買う前に、お使いのスマホと組み合わせられるかを、お店や会社のサイトで確かめておきましょう。
💡 ポイント
スマートウォッチには、おもにスマホにつないで使う型と、時計だけでもモバイル通信ができる「セルラー」の型があります。セルラーの型は、携帯電話の会社との契約が別に必要です。散歩のときもスマホを持って出るなら、スマホにつないで使う型で十分ですよ。
転んだときに、助けを呼んでくれる
スマートウォッチには、転んだことに気づいて、知らせてくれる機能があるものがあります。Apple Watchでは「転倒検出」と呼ばれています。
Apple Watchの場合は、こんな流れです。
- 強く転んだことに気づくと、手首をとんとんとたたき、音を鳴らして、画面にお知らせを出します
- 大丈夫なら、「大丈夫です」を押せば終わりです
- 約1分間まったく動きがないと、30秒の数えが始まり、音がだんだん大きくなります
- 数え終わると、自動で緊急通報につながり、登録してある家族などの緊急連絡先にも知らせます
Apple Watchの転倒検出は、設定した年齢が55歳以上なら、はじめから自動でオンになっています。それより若い方や、年齢の設定がちがう方は、iPhoneの「Watch」アプリの「マイウォッチ」→「緊急SOS」(エスオーエス)で、オンになっているか確かめてみましょう。ただ、すべての転倒に気づけるわけではありません。Appleも、転倒を検出できない場合がある、と書いています。
Pixel WatchやGalaxy Watch7にも、転んだときに助けを呼ぶ機能があります。使うには設定をオンにしたり、スマホが近くにあったりする必要があるので、買ったあとに、お使いの機種の説明で確かめてくださいね。
⚠️ 注意
まちがえて緊急通報につながってしまったときは、すぐに切らないでください。相手が出るのを待って、「まちがいでした」と伝えれば大丈夫です。
健康の通知は、「お医者さんに相談するきっかけ」
Apple Watchには、心拍数が高すぎる・低すぎるときの通知や、心電図をとる機能、不規則な心拍の通知があります。心電図と不規則な心拍の通知は、対応する機種では、日本で医療機器として国の承認を受けた機能です(心拍数が高い・低いの通知とは別です)。使える年齢や機種の決まりもあります。
でも、これは診断ではありません。厚生労働省も、医師の診断に代わるものではない、と注意しています。
- 通知が来たら、それをきっかけに、お医者さんに相談する
- 通知が来なくても、動悸やめまいなど気になる症状があれば、お医者さんに相談する
- 胸が痛いなど、急な具合の悪さは、すぐに119番へ
時計は、あなたの体の様子を、気づかせてくれる係。決めるのは、お医者さんです。
電池は、毎日の充電が基本

スマートウォッチは、ふつうの腕時計とちがって、毎日の充電が基本です。
たとえば、Apple Watch SE(エスイー) 3は、ふつうに使って最大18時間。Series 12(シリーズ12)は最大24時間です(Appleの公式の数字。使い方で変わります)。
寝る前や、お風呂のあいだに充電する、と決めておくと、忘れにくいですよ。
📱 お使いのスマホによってちがいます
使える機能や、設定の場所は、時計の機種やスマホの機種、OS(オーエス)のバージョンによってちがいます。転倒の機能や緊急通報の設定は、買ったあとに、時計の会社のサイトで、お使いの機種の名前と合わせて確かめてみてください。
まとめ
もう一度、結論です。
スマートウォッチは、スマホとブルートゥースでつながって、通知や電話を腕で受けられる時計です。Apple WatchはiPhoneと、Galaxy WatchやPixel WatchはAndroidと組み合わせます。転んだときに助けを呼ぶ機能や、心拍の通知もありますが、健康の通知は診断ではありません。気になるときは、お医者さんに相談しましょう。
腕にひとつ、小さな相棒。スマホを手放しているときも、大事な連絡と、もしものときを、そっと見守ってくれます。
次のステップ
スマートウォッチは、ブルートゥースでスマホとつながります。ブルートゥースのしくみも、のぞいてみませんか。
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