マナーモードの設定|iPhoneとAndroidの音の消し方【シニア向け】
病院の待合室で、名前を呼ばれるのを静かに待っている。そんなとき、「あれ、わたしのスマホ、音が鳴る設定のままだったかしら」と、ふと気になることがありますよね。
スマホの音を消すのは、じつはボタンひとつでできるんです。ただ、iPhone(アイフォーン)とAndroid(アンドロイド)では、やり方も、画面に出る名前もちがいます。
- iPhoneは、本体の横のスイッチか「アクションボタン」で「消音モード」にします
- Androidは、音量ボタンを押して「バイブ」か「ミュート」を選びます
- 寝ているあいだなど、時間を決めて静かにしたいときは「おやすみ」の機能を使います
この3つを覚えておくと、病院でも、お芝居や式の席でも、スマホを持ったまま安心して過ごせるようになりますよ。 順番に見ていきましょうね。
✅ 先に結論
iPhoneは、横のスイッチかアクションボタンで「消音モード」にします。Androidは、音量ボタンを押して、着信音のマークから「バイブ」か「ミュート」を選びます。
ここで分かること

- ✅ 「音を消す」と「通知を止める」は、別のものだということ
- ✅ iPhoneで音を消す方法
- ✅ Androidで音を消す方法
- ✅ 寝るときに、時間を決めて静かにする方法
まず知っておきたい、2つのちがい
ふだん「マナーモード」とよばれているものには、じつは2つの種類があるんです。
ひとつめは、「音を消す」もの。
電話やメッセージが来ても、着信音や通知音が鳴らなくなります。iPhoneの「消音モード」、Androidの「バイブ」や「ミュート」がこれですね。
ふたつめは、「通知を止める」もの。
電話や通知そのものを、知らせないようにします。決めた人からの電話だけは知らせる、ということもできるんですよ。iPhoneの「おやすみモード」、Androidの「サイレント モード」や「おやすみ時間モード」がこれです。
⚠️ 注意
Androidの「サイレント モード」は、音を消すだけのものではなく、通知を止める機能なんです。iPhoneの「おやすみモード」に近いものですね。「ちょっとのあいだ音だけ消したい」ときは、このあとご紹介する音量ボタンからの「バイブ」「ミュート」を使いましょう。
それぞれのちがいを表にしました
| スマホ | 名前 | 着信音・通知音 | ふるえ(振動) | 電話に気づけるか |
|---|---|---|---|---|
| iPhone | 消音モード | 鳴らない | ふるえることがある(設定しだい) | ふるえで気づける |
| iPhone | おやすみモード | 知らせない | 知らせない | 許可した人だけ知らせる設定ができる |
| Android | バイブ | 鳴らない | ふるえる | ふるえで気づける |
| Android | ミュート | 鳴らない | ふるえない | 画面を見るまで気づきにくい |
| Android | サイレント モード | 知らせない | 知らせない | 許可した人だけ知らせる設定ができる |
| Android | おやすみ時間モード | 決めた時間だけ静かに | 決めた時間だけ静かに | 許可した人だけ知らせる設定ができる |

iPhoneで音を消す(消音モード)
iPhoneでは、音を消すことを「消音モード」といいます。消音モードにすると、着信音や通知音が鳴らなくなるんです。
やり方は、お使いのiPhoneに「アクションボタン」があるかどうかで変わります。

横にスイッチがあるiPhone
- iPhoneの本体の横にある、小さなスイッチを見つけます
- スイッチを、iPhoneの背面(うしろ)に向かって切り替えます。これで消音モードになりますよ
- 元に戻すときは、前面(画面のがわ)に向かって切り替えます
📱 お使いのスマホによってちがいます
消音モードにすると、スイッチの横にオレンジ色が見えます。色が見えにくいときは、スイッチが背面のほうに寄っているかを確かめてくださいね。
アクションボタンがあるiPhone
新しめのiPhoneの中には、スイッチのかわりに「アクションボタン」がついているものがあるんです。
- アクションボタンを長押し(押さえたまま少し待つ)します。これで消音モードになりますよ
- 元に戻すときは、もう一度長押しします
📱 お使いのスマホによってちがいます
アクションボタンがあるのは、iPhone 15 Pro(プロ)・15 Pro Max(マックス)、iPhone 16 の各機種と 16e、iPhone 17・17 Pro・17 Pro Max、iPhone Air(エアー)、iPhone 18 Pro・18 Pro Max です(Apple(アップル)の一覧より)。iPhone 17e は、この一覧に入っていません。アクションボタンは、ほかの働き(カメラやライトなど)に変えられるので、長押ししても消音にならないことがあります。そのときは、「設定」→「サウンドと触覚」で消音モードをオン・オフできますよ。アクションボタンの働きは、「設定」→「アクションボタン」で「消音モード」にもどせます。

消音モードでも鳴る音があります
消音モードにしても、すべての音が消えるわけではないんです。
- 時計のアラームは、消音モードでも鳴ります。朝の目覚ましは、そのまま使えますよ
- 音楽を聴くアプリや、多くのゲームの音も鳴ります
- 緊急速報は、「設定」→「通知」→「緊急速報」の「常に警報音を鳴らす」をオンにしておくと、消音モードのときでも音で知らせてくれます(緊急速報の記事でご案内しています)
💡 ポイント
お芝居や式の席でアラームが鳴ると困りますよね。出かける前に、時計のアラームが入っていないかも、ひと目見ておくと安心です。
ふるえ(バイブ)で知らせてほしいとき
消音モードのときでも、iPhoneはブルッとふるえて知らせてくれることがあります。ふるえるかどうかは、「設定」→「サウンドと触覚」の中で選べますよ。
📱 お使いのスマホによってちがいます
「サウンドと触覚」の中の、ふるえについての項目の名前や並びは、iOS(iPhoneの中のしくみ)のバージョンによって変わることがあります。「触覚」という言葉を目じるしに探してみてくださいね。
iPhoneで通知を止める(おやすみモード)
寝ているあいだや、しばらく静かにしたいときは「おやすみモード」が便利なんです。電話や通知を知らせないようにしてくれます。
いちばん早いのは、コントロールセンターから
- コントロールセンターを開きます。顔で開くiPhone(Face ID)は、画面の右上のすみから下へなでおろします。ホームボタンのあるiPhoneは、画面の下のはしから上へなであげます
- 「集中モード」を押します
- 「おやすみモード」を押します
止めるときは、もう一度コントロールセンターを開いて「集中モード」を押し、オンになっている「おやすみモード」を押せば大丈夫ですよ。
毎晩、時間を決めて自動で静かにする
| 手順 | すること |
|---|---|
| ① | 「設定」を開く |
| ② | 「集中モード」を押す |
| ③ | 「おやすみモード」を押す |
| ④ | 「スケジュールを追加」を押して、時間を決める |
💡 ポイント
おやすみモードでも、決めた人からの電話だけは知らせるようにできるんです。「設定」→「集中モード」→「おやすみモード」→「連絡先」で、家族を選んでおくと安心ですね。同じ人から3分以内に2回以上電話があったときに知らせる、という設定もありますよ。
Androidで音を消す(バイブ・ミュート)
Androidでは、音量ボタンから音を消すのが、いちばんかんたんなんです。
音量ボタンから切り替える
- スマホの横にある音量ボタンを押します
- 画面に出た音量のバーの上にある、着信音のマーク(ベルの形)を押します
- ふるえて知らせてほしいときは「バイブレーション」のマークを、ふるえも止めたいときは「ミュート」のマークを押します
元に戻すときは、同じように音量ボタンを押して、着信音のマークを選べば大丈夫ですよ。
💡 ポイント
うっかり音を消し忘れて電話が鳴りだしたときは、あわてずに音量ボタンを押してみてください。その電話の着信音が止まりますよ。
📱 お使いのスマホによってちがいます
ここでご紹介したのは、Google(グーグル)が案内している手順です(Android 12 以降)。Androidは、メーカーや機種によって、マークの形や名前が少しずつちがうんです。古いAndroidでは、音量を下げるボタンを、ブルッとふるえるまで長押しするとバイブになるものもあります。

Androidで通知を止める(サイレント モード・おやすみ時間モード)
サイレント モード
しばらくのあいだ、電話や通知を知らせないようにしたいときに使います。
- 画面のいちばん上から下へなでおろして、「クイック設定」を出します
- 「サイレント モード」のマークを押します
もう一度押すと、元に戻りますよ。「設定」→「モード」→「サイレント モード」→「今すぐ ON(オン) にする」からも、オンにできます。
💡 ポイント
サイレント モードでも、知らせてほしいものを選べるんです。「設定」→「モード」→「サイレント モード」の「通知フィルタ」で、電話を知らせる人や、アラームを鳴らすかどうかを決められます。同じ人から15分のうちに2回電話があったら知らせる、という設定もありますよ。
おやすみ時間モード(寝るときに)
毎晩、決まった時間に静かにしたいときは、こちらが便利です。
| 手順 | すること |
|---|---|
| ① | 「設定」を開く |
| ② | 「モード」を押す |
| ③ | 「おやすみ時間」を押す |
| ④ | 「おやすみ時間を設定」を押して、時間を決める |
📱 お使いのスマホによってちがいます
「モード」の画面は、Android 14 以降の手順です。それより前のAndroidや、メーカーによっては、「音」や「通知」の中に「サイレント モード」があったり、名前がちがっていたりします。見つからないときは、設定の上のほうにある検索の欄に「サイレント」や「おやすみ」と入れてみてくださいね。
場面ごとの使い分け
| 場面 | iPhone | Android |
|---|---|---|
| 病院・電車・会議(電話には気づきたい) | 消音モード(ふるえる設定に) | バイブ |
| お芝居・式の席(ふるえも止めたい) | おやすみモード | ミュート |
| 寝ているあいだ(毎晩) | おやすみモードのスケジュール | おやすみ時間モード |
⚠️ 注意
音を消したあとは、元に戻すのを忘れやすいんです。家に帰ったら、音が鳴る設定に戻っているか確かめる、と決めておくと、大事な電話を逃しにくくなりますよ。
💡 ポイント
この記事でご紹介した画面やボタンの名前は、iPhoneとAndroidでちがうことがあります。同じAndroidでも、メーカーや機種によって、名前や場所が少しずつちがうんです。それに、スマホやアプリはアップデートで画面が変わることもあります。見つからないときは、似た名前のところを探してみてくださいね。
まとめ
もう一度、結論です。
iPhoneは、横のスイッチかアクションボタンで「消音モード」にします。Androidは、音量ボタンを押して、着信音のマークから「バイブ」か「ミュート」を選びます。
- iPhoneで音を消すのは「消音モード」。横のスイッチを背面に向けるか、アクションボタンを長押し
- 消音モードでも、時計のアラームは鳴ります
- iPhoneで通知ごと止めたいときは、コントロールセンター→「集中モード」→「おやすみモード」
- Androidで音を消すのは、音量ボタン→着信音のマーク→「バイブ」か「ミュート」
- Androidの「サイレント モード」は、音ではなく通知を止めるもの。寝るときは「おやすみ時間モード」
ボタンひとつで音を消せると分かっていれば、静かな場所でも、もうどきっとしなくて大丈夫です。病院の待合室でも、大切な人の式の席でも、スマホを手もとに置いたまま、落ち着いて過ごせるようになりますよ。
次のステップ
マナーモードにしていても、災害のときの緊急速報は大きな音で知らせてくれることがあるんです。いざというときにあわてないよう、どんな音なのか、どう設定するのかを見ておきましょう。
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