置くだけ充電(ワイヤレス充電)ってなに?|ケーブルをささずに、ぽんと置くだけ
「寝る前に充電しようとしても、ケーブルの差しこみ口が小さくて。暗いと、なかなか入らないのよ」
手元が見えにくい夜や、指先がうまく動かない日。小さな穴にケーブルをさすのは、意外とひと苦労ですよね。
でも、ちょっと想像してみてください。
ベッドのわきの台に、スマホをぽんと置く。画面に充電のしるしが出て、それでおしまい。朝には、ちゃんと充電が終わっている。
置くだけ充電なら、ケーブルをさす手間が、まるごとなくなります。
- 置くだけ充電のしくみと、使えるスマホが分かる
- Qi(チー)とMagSafe(マグセーフ)など、言葉のちがいが分かる
- ケースやカード、熱の注意が分かる
毎日の充電が、「置くだけ」のかんたんな習慣になりますよ。
✅ 先に結論
置くだけ充電(ワイヤレス充電)は、スマホを充電の台に置くだけで充電できるしくみです。iPhone(アイフォーン)は8から使えて、Android(アンドロイド)は機種によります。充電器は「Qi」か、磁石でぴたっとつく「Qi2」(チーツー)「MagSafe」のしるしがあるものを。ケーブルより時間がかかることが多いので、寝ているあいだや机の上での充電に向いています(布団や枕の下ではなく、風通しのよい台の上で)。厚いケースや、カード・金属をあいだにはさまないように気をつけましょう。
わたしの場合
わたしは、置くだけ充電は使っていません。
うちには、置くだけ充電に対応していないスマホや、iPad(アイパッド)もたくさんあります。ですから、充電する場所を決めておいて、ケーブルで入れかえながら充電しています。
使うときは、スマホだけでなく、ケースも置くだけ充電のじゃまをしないものか、確かめておきたいところです。
置くだけ充電の、しくみ

置くだけ充電は、充電の台(パッド)とスマホのあいだで、ケーブルを使わずに電気を送るしくみです。台をコンセントにつないでおけば、あとはスマホを上に置くだけ。
小さな差しこみ口を、手さぐりで探さなくていいんです。
ただ、どのスマホでも使えるわけではありません。
- iPhone:iPhone 8から、置くだけ充電に対応しています
- Android:機種によってちがいます。同じPixel(ピクセル)でも、Pixel 6aのように使えない機種があるんです
Androidの方は、スマホの会社のサイトの「仕様(スペック)」のページで、「ワイヤレス充電」の行を見てみてください。
Qi、Qi2、MagSafe。言葉のちがい

売り場では、こんな言葉を見かけます。
- Qi:置くだけ充電の、世界で使われている決まりです。このしるしがあれば、対応するスマホで使えます
- Qi2:Qiの新しい決まり。磁石で、スマホと充電器がぴたっとくっつくので、置く場所がずれにくく、充電も速くなりました
- MagSafe:iPhoneの、磁石でくっつく充電のしくみです。iPhone 12からの多くの機種で使えます(iPhone 16eは使えません)
QiやQi2のしるしは、決まりに合うかのテストを通った製品にしか、つけられないことになっています。しるしがあるものを選ぶのが、安心ですよ。
💡 ポイント
磁石でくっつく型(Qi2・MagSafe)は、置く位置がずれないので、手元が見えにくい夜でも、きちんと充電できます。Pixelでは、古い型のQiの充電器だと、最大5Wのゆっくりした充電になることがあるそうです。
ケーブルより、ゆっくりなことが多い
置くだけ充電は、ケーブルでの充電より、時間がかかることが多いです。
MagSafeの最大は、iPhone 15までの多くの機種で15W。新しい機種では、もっと大きい数字になっています。それでも、ふつうはケーブルのほうが早く終わることが多いんです。
ですから、置くだけ充電は、寝ているあいだや、机で仕事をしているあいだのように、急がない時間に向いています。出かける前に急いで充電したいときは、ケーブルを使いましょう。
ケースとカードと、熱の注意
置くだけ充電で、気をつけたいことは3つです。
ケースが厚すぎないか。
Apple(アップル)は、充電されないときや時間がかかるときは、厚いケースや金属のケースを外してみるように、案内しています。Google(グーグル)も、マグネットやリングのついたケースなど、厚いケースや金属のケースは、充電に影響したり、止めてしまったりすることがある、と書いています。
カードや金属を、あいだにはさまない。
クレジットカードやIC(アイシー)カードなどを、スマホと充電器のあいだにはさまないでください。磁気やチップがこわれるおそれがあります。手帳型のケースでカードを入れている方は、とくに気をつけてくださいね。かぎや小銭などの金属を充電器の上に置くと、熱くなることもあります。
熱がこもらないところで。
充電中は、スマホも充電器も、少しあたたかくなります。Appleは、充電器を毛布や枕の下に置かないよう注意しています。風通しのよい場所に置きましょう。
⚠️ 注意
ペースメーカーや除細動器などの医療機器をお使いの方は、置くだけ充電(とくに磁石でくっつくMagSafeやQi2)を使う前に、かかりつけのお医者さんか、医療機器の会社に相談してください。Appleは、多くの医療機器の会社が、医療機器から15cm以内、ワイヤレス充電器を使うときは30cm以内に近づけないようすすめている、と案内しています。
うまく充電できないときは

充電のしるしが出ないときは、こんなことを試してみてください。
- 充電器のまんなかに、画面を上にして置き直す
- ケースを外して、もう一度置いてみる
- スマホが熱くなっていたら、少し冷ましてから置く
Samsung(サムスン)も、置くだけ充電ができないいちばん多い理由は、置く位置が合っていないこと、と書いています。まずは、置き直しからですね。
📱 お使いのスマホによってちがいます
置くだけ充電に対応しているか、何Wで充電できるかは、機種によってちがいます。スマホの会社のサイトで、お使いの機種の「仕様」のページを見てみてください。
まとめ
もう一度、結論です。
置くだけ充電(ワイヤレス充電)は、スマホを充電の台に置くだけで充電できるしくみです。iPhoneは8から使えて、Androidは機種によります。充電器は「Qi」か、磁石でぴたっとつく「Qi2」「MagSafe」のしるしがあるものを。ケーブルより時間がかかることが多いので、寝ているあいだや机の上での充電に向いています(布団や枕の下ではなく、風通しのよい台の上で)。厚いケースや、カード・金属をあいだにはさまないように気をつけましょう。
ケーブルをさす小さなひと手間がなくなるだけで、毎日の充電は、ずっと気楽になりますよ。
次のステップ
ケーブルの充電器も、選び方を知っておくと安心です。
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