コピーと貼り付けのしかた|住所も電話番号も、打ち直さずに写せます
病院から届いた予約のメール。そこに書いてある住所を、地図のアプリに入れたい。
でも、いったん紙に書き写して、それを見ながら一文字ずつ打って……。番地の数字をひとつまちがえて、ちがう場所が出てきて、がっくり。
それが、これからは——メールの住所を指で選んで、「コピー」。地図のアプリの、場所を探すために文字を入れる欄(検索の欄)で、「貼り付け」。たったそれだけで、長い住所がそっくりそのまま入るんです。一度コピーすれば、スマホがその文字を覚えておいて、好きなところに写してくれるんですよ。
- 長い住所も、一文字も打たずに入る
- 電話番号や予約番号の数字を、写しまちがえない
- メールに書いてあった文を、そのまま家族へのLINE(ライン)にのせられる
「打ち直す」手間が、まるごとなくなりますよ。
✅ 先に結論
コピーと貼り付けは、写したい文字を選んで「コピー」、貼りたいところで「ペースト」か「貼り付け」を押すだけです。文字は、iPhone(アイフォーン)もAndroid(アンドロイド)も、言葉の上を長押しすれば選べますよ。
コピーは、スマホに「ちょっと覚えておいて」と頼むこと

「コピー」と聞くと、コピー機を思い浮かべるかもしれませんね。スマホのコピーは、紙は出てきません。
選んだ文字を、スマホがこっそり覚えておいてくれるんです。そして「貼り付け」を押したところに、覚えていた文字を、そっくりそのまま書きこんでくれます。
流れは、どのスマホでも同じ3つ。
- 写したい文字を選ぶ
- 「コピー」を押す
- 貼りたいところで「ペースト」か「貼り付け」を押す
iPhoneでは「ペースト」、Androidでは「貼り付け」と書いてあることが多いんです。言葉はちがっても、やっていることは同じですよ。
iPhone:言葉を長押しして、「コピー」
iPhoneでは、写したい言葉の上を、指でぎゅーっと長押しします。Androidと同じやり方なので、覚えるのはひとつで大丈夫ですよ。
- 写したい言葉を、長押しする
- 言葉に色がついたら、選べています
- 色のついたところの両はしにある、小さなつまみを指で動かすと、選ぶところを広げたり、せまくしたりできる
- 近くに出てくる小さなボタンの並び(メニュー)の中から、「コピー」を押す。メニューが見えないときは、色のついたところを軽く押す
これで、スマホが覚えてくれました。
次は、貼りたいところへ。文字を入れる欄を押して、出てきたメニューの「ペースト」を押します。覚えていた文字が、そのまま入ったらできあがりです。
📱 お使いのスマホによってちがいます
慣れてきたら、こんな選び方もあります。Apple(アップル)の説明では、言葉をトントンと2回たたくと言葉を、3回たたくとひとかたまりの文(段落)をまとめて選べます。ただ、すばやくたたくのは指の速さがいるので、むずかしければ長押しのままで大丈夫ですよ。メニューの見た目や、並ぶボタンの数は、iOS(アイオーエス。iPhoneを動かしているしくみ)のバージョン(新しさの番号)や、アプリによって少しちがいます。
Android:長押しで選んで、「コピー」
Androidでは、写したい言葉の上を、ぎゅーっと長押しします。
- 写したい言葉を長押しする
- 言葉に色がついたら、指をはなさずに、そのまま指をすべらせる。すると、選ぶところが広がる
- 「コピー」を押す
貼りたいところでは、文字を入れる欄を長押し。「貼り付け」が出てくるので、それを押せばできあがりです。

💡 ポイント
文字を打つときに出るキーボードが、Google(グーグル)の「Gboard(ジーボード)」なら、キーボードのすぐ上の段にクリップボードのマークが出ることがあります。クリップボードは、コピーした文字の置き場所のこと。そのマークを押すと、コピーした文字が並ぶので、そこから選んで貼ることもできますよ。
📱 お使いのスマホによってちがいます
メニューの出かたや言葉は、メーカーやアプリによって少しずつちがいます。見当たらないときは、選んだ文字のあたりをもう一度押してみてくださいね。
住所・電話番号・予約番号。こんなときに助かります
使いどころは、思っているよりたくさんあるんです。
✅ メールの住所を、地図で調べるとき
住所をコピーして、地図のアプリの検索の欄に貼り付け。番地の打ちまちがいがなくなりますね。
✅ 電話番号を、家族に知らせるとき
ホームページに書いてある病院の電話番号をコピーして、LINEのトーク(家族とやりとりする画面)の、文字を打つ欄に貼り付け。数字が1つずれる心配がありません。
✅ 予約番号やお問い合わせの番号を入れるとき
アルファベットと数字がまざった長い番号も、コピーなら一発。「0(ゼロ)」と「O(オー)」を見まちがえることもありませんよ。
⚠️ 注意
知らない人から届いたメールやSMS(エスエムエス。電話番号で送り合う短いメッセージ)の中の、ホームページのアドレス(ホームページの住所にあたる英語の文字)は、コピーして開くのもやめておきましょう。押さないのと同じで、開かないのがいちばん安全です。パスワードや暗証番号を、コピーして人に送るのもやめておいてくださいね。
うまくいかなくても、だいじょうぶ
コピーは、慣れた方でも「あれ?」となりやすいところなんです。
文字に色がつかないときは、写真の中の文字や、ボタンの文字かもしれません。こういう文字は、選べないことがあるんです。ほかの言葉で試してみてくださいね。
「ペースト」や「貼り付け」が出ないときは、文字を入れる欄を、もう一度押してみてください。iPhoneは軽く押す、Androidは長押し、を思い出すと出てきやすいですよ。
まちがったところに貼ってしまっても、キーボードの消すボタン(×のついた、左向きの矢印のマーク)で消せば元どおり。何度やり直しても、スマホがこわれることはありません。
💡 ポイント
この記事でご紹介した画面やボタンの名前は、iPhoneとAndroidでちがうことがあります。同じAndroidでも、メーカーや機種によって、名前や場所が少しずつちがうんです。それに、スマホやアプリは時期によって新しくなる(アップデートする)ので、画面の見た目が変わることもあります。見つからないときは、設定の画面の検索の欄に言葉を入れて探してみてくださいね。家族に聞いたり、AI(話しかけると答えてくれるアプリ)に「iPhoneで〇〇の設定はどこ?」と聞いてみたりするのも手ですよ。ただ、AIの答えも、ときどき古かったりまちがっていたりするので、自分の画面と見くらべながら進めると安心です。
まとめ
もう一度、結論です。
コピーと貼り付けは、写したい文字を選んで「コピー」、貼りたいところで「ペースト」か「貼り付け」を押すだけです。文字は、iPhone(アイフォーン)もAndroid(アンドロイド)も、言葉の上を長押しすれば選べますよ。
✅ iPhoneなら……
言葉を長押し →「コピー」→ 貼りたい欄を押して「ペースト」
✅ Androidなら……
言葉を長押し →「コピー」→ 貼りたい欄を長押しして「貼り付け」
✅ 知らない人から届いたアドレスは……
コピーもせず、開かない
⚠️ 注意
スマホの機能やアプリの中身は、変わることがあります。うまくいかないときは、それぞれの公式の案内も確かめてくださいね。
紙に書き写して、見くらべて、打ち直す。そのひと手間がなくなると、スマホでの用事が、ぐっと身軽になりますよ。
次のステップ
コピーと貼り付けができたら、文字を入れる操作そのものにも、自信をつけておきましょう。
👉 スマホの文字の入れ方|キーボードの切りかえと、小さい「っ」や濁点の出し方

