スマホの音量の変え方|着信音と動画の音は別。分かれば、もう迷いません
「孫の動画を見ようとしたら、音が小さくて聞こえないの。横のボタンを押してみたけど、ちゃんと大きくなったのかしら」
反対に、電話が鳴ったら思ったより大きな音で、びくっとする。そんなこと、ありませんか?
じつはスマホの音って、ひとつじゃないんです。電話やお知らせの「着信音」と、動画や音楽の「メディアの音」。この2つが、べつべつに決まっています。どっちの音を変えているのかが分かれば、音量ボタンは、ちゃんとあなたの思いどおりに動いてくれるんです。
- 動画を流しているあいだに押せば、動画の音が変わる
- 何も流れていないときに押すと、どの音が変わるかは、iPhone(アイフォーン)とAndroid(アンドロイド)でちがう
- 設定の画面なら、着信音と動画の音を別々にちょうどよくできる
孫の動画はしっかり聞こえて、電話の音はびっくりしない。そんな「ちょうどいい」が作れますよ。
✅ 先に結論
スマホの音は、電話の「着信音」と動画の「メディアの音」で別々なんです。動画の音は、流しながら横の音量ボタンで。着信音は、iPhoneなら「サウンドと触覚」、Androidなら音量ボタンのメニューで変えられます。
音量ボタンが「効かない」わけが分かります

スマホの中には、音の種類ごとに、音量のつまみがいくつも入っているんです。ラジオとテレビの音量が別々なのと、少し似ていますね。
おもな音は、この4つ。
- 着信音・お知らせの音…電話がかかってきたとき、メッセージが届いたときの音
- メディアの音…動画、音楽、ゲームなどの音
- アラームの音…目覚ましやタイマーの音
- 通話の音…電話で話しているときの、相手の声
だから、着信音を大きくしても、動画の音は小さいまま。「ボタンを押したのに変わらない」と感じたのは、べつの音を動かしていたからなんですね。あなたの押し方がまちがっていたわけじゃないので、安心してくださいね。
動画の音は、流しながら横のボタンで
いちばんかんたんなのは、動画や音楽を流しているあいだに、スマホの横の音量ボタンを押すこと。iPhoneもAndroidも、流れている音の大きさが変わります。
上のボタンで大きく、下のボタンで小さく。画面に音量のバー(音の大きさを表す、細長い目もり)が出て、のびたり縮んだりしたら、ちゃんと変わっていますよ。
ちがうのは、何も流れていないときに押したとき。
- iPhoneは、着信音とお知らせの音が変わる(あとでご紹介する「ボタンで変更」がオンのとき)
- Androidは、メディアの音が変わる
💡 ポイント
動画の音を変えたいときは、先に再生ボタン(▶のマーク)を押して、動画を流してから、音量ボタンを押すのがコツです。これなら、iPhoneでもAndroidでも、ちゃんと動画の音が変わりますよ。
iPhoneは、コントロールセンター(よく使うボタンが集まった画面)の音量のバーを、指でなぞって変えることもできます。
📱 お使いのスマホによってちがいます
コントロールセンターの出し方は、ホームボタン(画面の下にある丸いボタン)があるかないかで、ちがうんです。Apple(アップル)の説明では、ホームボタンのあるiPhoneは、画面の下から上へ。ホームボタンのないiPhoneは、画面のいちばん上の右はしから、下へ指をすべらせます。
iPhone:着信音は「サウンドと触覚」で、ちょうどいい大きさに
電話の音を、じっくり決めたいとき。iPhoneでは、設定の画面を使います。
- 「設定」のアプリを開く
- 「サウンドと触覚」を押す
- 「着信音」のところにある音量のバーを、指で右(大きく)か左(小さく)へ動かす
右にいくほど大きく、左にいくほど小さく。あなたの耳に「ちょうどいいな」と思うところで、指をはなせばいいんです。
「ボタンで変更」は、オンとオフで何がちがう?
同じ画面に、オンとオフを切りかえる「ボタンで変更」というスイッチがあります。
オンのときは、何も流れていないときに横のボタンを押すと、着信音とお知らせの音が変わります。オフにすると、横のボタンは動画や音楽の音だけを変えるようになるんです。
「動画の音を下げたつもりが、電話の音まで小さくなっていた」。そんなうっかりが気になるなら、オフにしておきましょう。着信音は、いつも同じ大きさのまま。電話に気づかない、を防げますね。
📱 お使いのスマホによってちがいます
Appleの説明では、iOS(アイオーエス) 27(iPhoneを動かしているしくみ。27は新しさの番号です)から、目覚まし(アラームとタイマー)と、お知らせの音(通知音とシステムサウンド)も、着信音とは別に決められるようになりました。「サウンドと触覚」の中の「アラームとタイマー」「通知音とシステムサウンド」で、「着信音の音量に合わせる」をオフにすると、バーで大きさを決められますよ。iOS 26までの説明には出てこないので、画面に見当たらなければ、iOSが27より前なのかもしれません。
Android:音量ボタンを押して、メニューから全部そろえる
Androidは、音量ボタンを押したところから、全部の音をまとめて変えられるんです。
- 横の音量ボタンを押す
- 画面の、音量ボタンに近いほうのはしに、音量のバーが出る。その近くにある、メニューのマークを押す
- 音の種類ごとのバーが並ぶので、それぞれ指で動かす

Google(グーグル)の説明では、並ぶのは「メディアの音量」「通話の音量」「着信音の音量」「通知の音量」「アラームの音量」です。名前を見ながら動かせるので、迷いにくいですよね。
📱 お使いのスマホによってちがいます
メニューのマークの形や、音の名前は、メーカーやAndroidのバージョンでちがいます。点が3つ並んだマークのこともあれば、古いAndroidでは下向きの矢印のこともあります。見つからないときは、「設定」のアプリの「音とバイブレーション」から変えることもできますよ。
音を「消したい」ときは、マナーモードで
ここまでは、音の大きさのお話でした。
病院の待合室や、お葬式の席など、音そのものを出したくない場面もありますよね。音量を一番小さくするより、マナーモード(音を鳴らさないようにする設定)にするほうが、ずっと確実なんです。
マナーモードのしかたは、べつの記事でくわしくご紹介しています。
👉 マナーモードの設定|iPhoneとAndroidの音の消し方【シニア向け】
⚠️ 注意
イヤホンで、大きな音を長く聞きつづけるのは、耳によくありません。Appleも、聞こえを守るための注意を出しています。iPhoneなら「サウンドと触覚」の「ヘッドフォンの安全性」で、大きすぎる音を自動で下げる設定ができますよ。
💡 ポイント
この記事でご紹介した画面やボタンの名前は、iPhone(アイフォーン)とAndroid(アンドロイド)でちがうことがあります。同じAndroidでも、メーカーや機種によって、名前や場所が少しずつちがうんです。それに、スマホやアプリは時期によって新しくなる(アップデートする)ので、画面の見た目が変わることもあります。見つからないときは、設定の画面の検索の欄に言葉を入れて探してみてくださいね。家族に聞いたり、AI(話しかけると答えてくれるアプリ)に「iPhoneで〇〇の設定はどこ?」と聞いてみたりするのも手ですよ。ただ、AIの答えも、ときどき古かったりまちがっていたりするので、自分の画面と見くらべながら進めると安心です。
まとめ
もう一度、結論です。
スマホの音は、電話の「着信音」と動画の「メディアの音」で別々なんです。動画の音は、流しながら横の音量ボタンで。着信音は、iPhoneなら「サウンドと触覚」、Androidなら音量ボタンのメニューで変えられます。
✅ 動画の音を変えたいなら……
再生してから、横の音量ボタン
✅ iPhoneの着信音なら……
「設定」→「サウンドと触覚」→ 着信音のバー
✅ Androidの着信音なら……
音量ボタン → メニューのマーク →「着信音の音量」のバー
⚠️ 注意
スマホの機能やアプリの中身は、変わることがあります。うまくいかないときは、それぞれの公式の案内も確かめてくださいね。
孫の声はしっかり聞こえて、電話の音にはびっくりしない。あなたの耳にちょうどいい音で、毎日がもっと心地よくなりますよ。
次のステップ
音の大きさが分かったら、音を消すマナーモードも覚えておくと、出かけ先でも安心ですよ。
👉 マナーモードの設定|iPhoneとAndroidの音の消し方【シニア向け】

