AirPods(エアポッズ)ってどう?|iPhoneの人に便利なわけと、選び方
電車で、白い小さなイヤホンをつけている人。よく見かけますよね。
あれが、Apple(アップル)の「AirPods」(エアポッズ)です。iPhone(アイフォーン)や iPad(アイパッド)、Mac(マック)を作っている会社のイヤホンなんです。
「よさそうだけど、高いし、ほかのイヤホンと何がちがうの?」と思っている方も多いはず。
iPhoneを使っているなら、AirPodsは「つなぐ」「探す」「切りかえる」の手間が、ほとんどなくなるイヤホンです。
この記事を読めば、いま売っている4つの中から、自分に合うものがどれか、そもそも自分にAirPodsが要るのかが分かりますよ。
✅ 先に結論
AirPods は、iPhone・iPad・Mac と同じ Apple のイヤホンです。ふたを開けるとつながり、使う機器へ自動で切りかわり、なくしても「探す」で場所が分かります。はじめてなら AirPods 5、静かさと聞こえを助ける機能なら AirPods Pro(プロ) 3。Android(アンドロイド) の方は、ほかのイヤホンのほうが合うこともあります。
わたしの場合
わたしが使っているのは、海外メーカーの安いブルートゥースのイヤホンです。1,500円ぐらいの、使い捨てみたいな値段のもの。
通勤中に YouTube(ユーチューブ)を聞くのに使っています。ノイズキャンセルもついているらしく、高い音が静かになっている気がします。
ケーブルがないのは、ほんとうに便利〜。
ただ、つながっているかどうかは慎重に見てから、音量を上げるようにしています。電車の中で、スマホから音が出たら大変ですからね。
AirPods は、ほしいけど高い! 持っている人がうらやましくなったり、ならなかったり。
だからこの記事は、使っている人の話ではなく、Appleが公式に説明していることをもとに、まとめました。
AirPodsって、なに?
AirPods は、Apple が作っているワイヤレスイヤホンです。ケーブルがなく、ブルートゥースでスマホとつながります。
使わないときは、小さな充電ケースにしまっておきます。ケースに入れておくだけで、イヤホンが充電されるしくみです。
いま Apple のお店で売っているのは、この4つです。
| 種類 | 値段(Appleのお店) | ひとことで言うと |
|---|---|---|
| AirPods 5 | 23,800円 | 耳に入れこまない、軽いつけごこち |
| AirPods 5(ワイヤレス充電ケース) | 27,800円 | 上と同じ。ケースを置くだけで充電でき、ケースから音も鳴らせる |
| AirPods Pro 3(プロ) | 42,800円 | 耳の穴に入れる形。静かさは AirPods 5 の最大3倍。聞こえを助ける機能つき |
| AirPods Max(マックス) 2 | 89,800円 | 頭にかける大きなヘッドホン |
(2026年11月2日に Apple のお店のページで確かめた値段です)
iPhoneの人に便利なところ
ふたを開けるだけで、つながります
ふつうのイヤホンは、スマホの設定画面でブルートゥースを開いて、名前を探して……と、少し手間がかかりますよね。
AirPods は、ケースのふたを開けて iPhone の横に置けば、画面に案内が出ます。あとは案内にそって押していくだけです。
しかも、同じ Apple のアカウントで使っている iPad や Mac にも、自動で設定されます。
iPhone・iPad・Mac で、自動で切りかわります
iPhone で音楽を聞いていて、そのあと iPad で動画を見はじめる。
そんなとき AirPods は、使っている機器のほうへ自動で切りかわってくれます。いちいちつなぎ直さなくていいんです。
これは、iPhone・iPad・Mac と同じ Apple の製品どうしだからできること。Apple の製品をいくつか使っている方ほど、便利さを感じられますよ。
💡 ポイント
自動で切りかえるには、それぞれの機器で同じ Apple のアカウントにサインインしている必要があります。
なくしても、「探す」で見つけられます
AirPods は、iPhone の「探す」で、地図の上で場所を確かめられます。
ワイヤレス充電ケースの AirPods 5 と AirPods Pro 3 は、右・左・ケースを別々に探せて、ケースのスピーカーから音を鳴らすこともできます。
ソファのすき間に落とした片方だけ、という困りごとにも強いんです。
音の機能も、たっぷり
いま売っている4つは、どれも次の機能がついています。
- ノイズキャンセル:電車の音などを打ち消して、小さな音量でも聞きやすくする
- 外部音取り込み:つけたままでも、まわりの声やアナウンスが聞こえる
- 空間オーディオ:音がまわりから聞こえるような、映画館のような聞こえ方
ほかにも、話しかけるだけで iPhone を動かせる Siri(シリ)が使えます。うなずく・首を横にふるだけで、Siri への「はい」「いいえ」を返すこともできますよ。
小さくて、つくりがていねい
AirPods 5 は、片耳4.3グラム。1円玉4枚ちょっとの軽さです。
AirPods 5 と AirPods Pro 3 の色は、Apple らしい白。ケースは手のひらにすっぽりおさまる大きさで、ちりやほこり、水しぶきにも強いつくりになっています。
AirPods Max 2 は、アルミのイヤーカップに、やわらかい編みこみのヘッドバンド。5つの色から選べます。
聞こえを助ける機能もあります
「AirPods は補聴器がわりになる」と聞いたことはありませんか?
いま売っている中では、AirPods Pro 3 に「ヒアリング補助機能」があります(前の AirPods Pro 2 にも)。
- 日本でも使えます。AirPods そのものではなく、iPhone と組み合わせて動く「Appleのヒアリング補助プログラム」という機能が、医療機器として扱われています
- 対象は、18歳以上で、軽い〜中くらいの聞こえにくさがある方
- iPhone の「ヒアリングチェック」で聞こえを調べるか、耳鼻科で受けた聴力検査の結果を使って、自分の聞こえに合わせます
AirPods 5 と AirPods Max 2 には、この機能はありません。
⚠️ 注意
聞こえにくさが気になったら、まずは耳鼻科で相談してくださいね。聞こえにくさの原因はいろいろで、AirPods で合うかどうかも人によってちがいます。いま補聴器を使っている方は、補聴器のお店にも相談を。
ほかにも、iPhone をマイクのかわりにして、離れた人の声を AirPods で聞く「ライブリスニング」という機能もあります。
どれを選べばいい?
| こんな方に | おすすめ |
|---|---|
| はじめての AirPods。耳がつかれにくいのがいい | AirPods 5 |
| なくしたときに、ケースや片方だけでも探したい | AirPods 5(ワイヤレス充電ケース) |
| 電車の音をしっかり消したい。聞こえの機能も使いたい | AirPods Pro 3 |
| 家でゆっくり、いい音で映画や音楽を | AirPods Max 2 |
AirPods 5 は、耳の穴に入れこまない「オープンイヤー」という形。Apple は「一日中快適にフィット」と説明しています。
AirPods Pro 3 は、耳の穴に入れる形で、大きさのちがうイヤーチップが5つ付いています。自分の耳に合う大きさを選べますよ。ノイズキャンセルの静かさは、AirPods 5 の最大3倍です。
電池は、ノイズキャンセルを使ったとき、AirPods 5 で4時間(ワイヤレス充電ケースのほうは5時間)、AirPods Pro 3 で8時間。ケースで充電しながらなら、合わせて20〜24時間ぶん使えます。
安いイヤホンとのちがい
わたしの使っている1,500円ぐらいのイヤホンでも、通勤で動画を聞くだけなら、困ることはありません。
AirPods との大きなちがいは、音そのものより、まわりの便利さなんです。
| 安いイヤホン | AirPods | |
|---|---|---|
| 値段 | 千円台から | 23,800円から |
| つなぎ方 | 設定画面で名前を選ぶ | ふたを開けて「接続」 |
| iPad・Mac への切りかえ | つなぎ直す | 自動 |
| なくしたとき | 探せないものが多い | 「探す」で地図に出る |
| 聞こえを助ける機能 | ないものが多い | Pro 3 にある |
「つなぐのがおっくう」「よくなくす」「iPhone のほかに iPad も使っている」。こんな方ほど、値段の差を取りもどせると思いますよ。
Androidの人は
AirPods は、Androidのスマホでも、ブルートゥースでつなげば音楽や電話には使えます。
ただ、Apple も「機能は制限される場合があります」と書いています。Siri は使えませんし、この記事で紹介した、ふたを開けるとつながる・iPad や Mac に自動で切りかわる、といった便利さは、Apple の製品どうしだからできることです。
Android の方は、同じ値段なら、Android に合わせて作られたイヤホンのほうが満足できると思います。
なくしたとき・壊れたときのために
AirPods は、使いはじめたら iPhone の「探す」がオンになっているか、一度確かめておくと安心です。iPhone は新しいバージョンにしておいてくださいね(AirPods 5 と Pro 3 の「探す」は、iOS(アイオーエス) 27 以降が必要と書かれています)。
👉 ワイヤレスイヤホンをなくしたら|スマホで音を鳴らして探す
それから、イヤホンは落としやすいもの。スマホと一緒にイヤホンも守ってくれる保険もあります。
まとめ
もう一度、結論です。
AirPods は、iPhone・iPad・Mac と同じ Apple のイヤホンです。ふたを開けるとつながり、使う機器へ自動で切りかわり、なくしても「探す」で場所が分かります。はじめてなら AirPods 5、静かさと聞こえを助ける機能なら AirPods Pro 3。Android の方は、ほかのイヤホンのほうが合うこともあります。
- AirPods は、iPhone・iPad・Mac と同じ Apple のイヤホン
- ふたを開けるだけでつながり、iPad や Mac にも自動で切りかわる
- なくしても「探す」で場所が分かる
- いま売っているのは4つ。はじめてなら AirPods 5、静かさと聞こえの機能なら AirPods Pro 3
- 聞こえが気になる方は、まず耳鼻科へ
- Android の方は、ほかのイヤホンのほうが合うことも
耳もとの小さな白いイヤホンが、iPhone との毎日を、もうひとつ身軽にしてくれますよ。
次のステップ
イヤホンの形や選び方を、AirPods 以外もふくめて見てみたい方は、こちらへどうぞ。
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