災害のとき、スマホの電池を長もちさせる|まずは「低電力モード」をオンに
夜中に、大きな揺れで目がさめた。あわてて明かりをつけようとしたら、つかない。停電なんです。
手もとのスマホを見ると、電池は残り40%。いつ電気が戻るか分からないのに、ニュースも見たいし、家族にも連絡したい。この40%で、どこまでもつのかしら……。
そんなとき、スマホの電池は、使い方しだいでぐっと長もちさせられるんです。
- 最初にするのは、「低電力モード」をオンにすること
- 次に、画面を暗くする
- 連絡しない時間は、電波を切って休ませる
電気が戻るまでの不安な時間を、家族とつながったまま、落ち着いて過ごせるようになりますよ。 すぐにできることから、順番にお伝えしますね。
✅ 先に結論
停電したら、まずiPhoneは「低電力モード」、Androidは「バッテリーセーバー」をオンにします。画面を暗くして、動画は見ないようにしましょう。家族と連絡を取ったあと、しばらく使わない時間は「機内モード」にしておくと、電池がさらに長もちします。
① まず「低電力モード」をオンにする

いちばん効き目があって、かんたんなのがこれなんです。スマホが、自分で電気の使い方を控えめにしてくれるんですよ。
iPhoneの場合
- 「設定」を開きます
- 「バッテリー」を押します
- 「低電力モード」をオンにします
オンになると、画面の上の電池のマークが黄色に変わります。
📱 お使いのスマホによってちがいます
iPhone 15 以降では、「バッテリー」→「電力モード」の中に「低電力モード」がありますよ。また、充電して電池が80%くらいまで増えると、低電力モードは自動で切れるんです。Androidでも、充電を始めると切れる機種があります。停電中に充電したあとは、もう一度オンにしてくださいね。

Androidの場合
- 「設定」を開きます
- 「電池」(または「バッテリー」)を押します
- 「バッテリーセーバー」をオンにします
Androidは、メーカーによって名前がちがうんです。「省電力モード」「長エネスイッチ」などと書いてあることもあります。見つからないときは、設定の上のほうにある検索の欄に「省電力」と入れてみてくださいね。
② 画面を暗くする
画面は、スマホの中でも電気をたくさん使うところなんです。
画面の明るさを下げるだけで、電池の減り方がゆるやかになりますよ。部屋が暗い停電中なら、暗めの画面でも十分に読めます。
明るさの変え方は、こちらの記事でくわしくご案内しています。
👉 【シニアも安心】スマホ画面が暗い!3ステップで明るくする方法
③ 電池を食べることを控える
停電中は、次のことを控えると電池が長もちします。
| 控えたいこと | かわりに |
|---|---|
| 動画を見る | ニュースは文字で読む。ラジオがあればラジオで |
| 長いビデオ通話 | 無事を伝えるのは短いメッセージで |
| 懐中電灯のかわりにスマホのライトを使い続ける | 懐中電灯や電池式のランタンを使う |
| 何度も画面をつけて見る | 見る時間を決める(たとえば1時間に1回) |
💡 ポイント
災害のときは、電話がつながりにくくなります。家族への連絡は、電話よりもLINEなどの短いメッセージのほうが届きやすいことが多く、電池の節約にもなるんですよ。
④ 連絡しない時間は「機内モード」で休ませる
スマホは、電波を探しているあいだも電気を使っているんです。とくに電波の弱い場所では、探し続けて電池がどんどん減ってしまいます。
家族と連絡を取り終えて、しばらくスマホを使わないときは、「機内モード」をオンにしておきましょう。電波を切って、スマホを休ませるイメージですね。
⚠️ 注意
機内モードのあいだは、電話や緊急速報は届きません(Wi-Fiがつながっていれば、LINEなどは届くこともあります)。届かなかった緊急速報は、あとから受け取ることもできないんです。ずっとオンにしたままにせず、時間を決めて(たとえば1時間に1回)オフにして、届いた連絡やニュースを確かめてくださいね。
停電の前に、しておけること

台風や大雪の予報が出たら、前の日のうちに準備しておくと安心です。
- スマホを満タンに充電しておく
- モバイルバッテリーや、家に置く大きなバッテリー(ポータブル電源)も満タンにしておく
- 家族と「災害のときは、どうやって連絡するか」を話しておく
電気をためておく道具については、こちらでご案内しています。
👉 モバイルバッテリーの選び方|出かけ先で電池が切れても安心です
👉 停電のとき、スマホの充電はどうする?|家に置いておく大きなバッテリー
💡 ポイント
この記事でご紹介した画面やボタンの名前は、iPhone(アイフォーン)とAndroid(アンドロイド)でちがうことがあります。同じAndroidでも、メーカーや機種によって、名前や場所が少しずつちがうんです。それに、スマホやアプリはアップデートで画面が変わることもあります。見つからないときは、似た名前のところを探してみてくださいね。
まとめ
もう一度、結論です。
停電したら、まずiPhoneは「低電力モード」、Androidは「バッテリーセーバー」をオンにします。画面を暗くして、動画は見ないようにしましょう。家族と連絡を取ったあと、しばらく使わない時間は「機内モード」にしておくと、電池がさらに長もちします。
- いちばん先に、低電力モード(バッテリーセーバー)をオン
- 画面を暗くする
- 動画や長い通話は控えて、連絡は短いメッセージで
- 使わない時間は機内モード。ときどきオフにして確かめる
- 予報が出たら、前の日に満タンに
いざというとき、スマホの電池は、あなたと家族をつなぐ大切な命綱なんです。この4つを知っておくだけで、停電の夜も「まだ大丈夫」と思える時間が、ぐっと長くなりますよ。
次のステップ
電話がつながりにくいときに、家族の無事を確かめる方法があります。いざというときのために、一度ためしておきましょう。

