災害用伝言ダイヤル171の使い方|家族の無事を確かめる
テレビのニュースで、娘の住む町に大きな地震があったと知った。
あわてて電話をかける。でも、何度かけても「ただいま電話が大変混み合っております」。無事なのかしら。けがはしていないかしら。胸がぎゅっとなりますよね。
大きな災害のあとは、たくさんの人がいっせいに電話をかけるので、つながりにくくなるんです。そんなときのために用意されているのが、災害用伝言ダイヤル「171」なんですよ。
- 171 に電話して、声で伝言を残せる
- 家族の電話番号を入れれば、残された伝言を聞ける
- 毎月1日と15日に、練習で使ってみることができる
電話がつながらなくても、「無事だよ」の声を届け合えるようになりますよ。 一度ためしておくと、いざというときに迷いません。手順を一緒に見ていきましょうね。
✅ 先に結論
災害用伝言ダイヤルは「171」に電話して使います。伝言を残すときは「1」、聞くときは「2」を押して、相手の家の電話番号(市外局番から)を入れます。1つの伝言は30秒まで。毎月1日と15日に練習できるので、家族と一度ためしておきましょう。
171って、どんなもの?

大きな地震などの災害が起きたとき、NTTが用意してくれる「声の伝言板」なんです。
ふつうの電話は、相手が出ないと話せませんよね。171は、電話番号ごとに伝言を預けておけるしくみです。あとから家族が、その電話番号で伝言を聞けるんですよ。
- 使えるのは、大きな災害が起きたとき(と、練習の日)
- 家の電話からも、スマホからもかけられます
- 伝言を預ける「場所」として、家の電話番号を使うのが分かりやすいんです
💡 ポイント
家族で「伝言は、実家の電話番号に残すことにしよう」と決めておくと、迷わずにすみます。番号を紙に書いて、財布やスマホケースに入れておくと安心ですよ。
伝言を残すとき(録音)

- 「171」に電話をかけます
- 案内の声が流れたら、「1」を押します(録音)
- 伝言を残したい電話番号を、市外局番から押します(たとえば実家の番号)
- 案内にしたがって、30秒以内で伝言を話します
- 話し終えたら、案内にしたがって操作して、電話を切ります
伝言は、短く分かりやすくが一番です。
「〇〇です。わたしは無事です。いまは自宅にいます。けがはありません。」
名前・無事かどうか・いる場所の3つを入れると、聞いた家族が安心できますよ。
伝言を聞くとき(再生)
- 「171」に電話をかけます
- 案内の声が流れたら、「2」を押します(再生)
- 伝言が残されている電話番号を、市外局番から押します
- 新しい伝言から順に流れます
伝言を聞いたら、「わたしも無事です」と、こちらからも残してあげてくださいね。
⚠️ 注意
1つの電話番号に残せる伝言の数には、限りがあります。練習の日は20件までですが、本当の災害のときは、もっと少なくなることもあるんです。いっぱいになると、古い伝言から消えてしまいます。家族みんなで同じ番号を使うときは、ひとり1つの伝言にしましょう。
家の電話(NTT)からかけると、通話料はかかりません。スマホからかけたときの通話料は、契約している会社によってちがいます。
毎月1日と15日に、練習できます
171は、いざというときに初めて使うと、とまどってしまうものなんです。だから、練習の日が決まっているんですよ。
| 練習できる日 | |
|---|---|
| 毎月 | 1日・15日(0時〜24時) |
| お正月 | 1月1日0時〜1月3日24時 |
| 防災とボランティア週間 | 1月15日9時〜1月21日17時 |
| 防災週間 | 8月30日9時〜9月5日17時 |
大きな災害が起きているときは、練習できないこともあります。
カレンダーの1日に「171の練習」と書いておいて、家族と一度ためしてみてください。「録音して、聞いてみる」まで一度やっておけば、もう大丈夫ですよ。
インターネット版「web171」もあります
スマホでインターネットが使えるなら、文字で伝言を残せる「web171」もあるんです。1つの伝言は100文字までです。
声で話すのが苦手な方や、電話がつながりにくいときに便利ですよ。練習できる日は、171と同じです。
また、スマホの会社(ドコモ・au・ソフトバンクなど)も、それぞれ「災害用伝言板」を用意しています。家族がどの方法を使うか、前もって決めておくと安心ですね。
💡 ポイント
練習の日や使い方は、変わることがあります。いざというときや練習の前には、NTT東日本・NTT西日本のホームページで、新しい案内も見てみてくださいね。
まとめ
もう一度、結論です。
災害用伝言ダイヤルは「171」に電話して使います。伝言を残すときは「1」、聞くときは「2」を押して、相手の家の電話番号(市外局番から)を入れます。1つの伝言は30秒まで。毎月1日と15日に練習できるので、家族と一度ためしておきましょう。
- 電話がつながらないときは、171
- 残すのは「1」、聞くのは「2」
- 電話番号は市外局番から。家族で「どの番号に残すか」を決めておく
- 伝言は30秒。名前・無事か・いる場所の3つを
- 毎月1日・15日に練習できる
災害のとき、いちばんつらいのは「無事かどうか分からない」時間なんです。171を一度ためしておけば、もしものときも、家族の「無事だよ」の声を、ちゃんと受け取れますよ。
次のステップ
災害のときは、スマホの電池が命綱になります。電気が来ないあいだ、電池を長もちさせる方法も知っておきましょう。
👉 災害のとき、スマホの電池を長もちさせる|まずは「低電力モード」をオンに

