初めての場所にも迷わない|地図アプリで道と時間を調べる
お孫さんの新しいお住まいへ、初めて伺う日。
かかりつけを変えたばかりで、まだ道が頭に入っていない病院。
出かける前に、なんとなく落ち着かない——そんな気持ち、ありませんか。
その落ち着かなさの正体は、たいてい「着けるかどうか分からない」ことなんですね。

実は、その心配は家を出る前になくせます。
お手元のスマホが、こんなことを教えてくれるからです。
- どの道を通ればよいか
- 歩いて何分かかるか
- 何時に家を出れば間に合うか
しかも、歩いている間は声で道を教えてくれます。
つまり——もう、道を尋ねなくて大丈夫なんですよ。
いくつか押すだけです。順番にご一緒しましょうね。
まず、行きたい場所を伝える
地図アプリを開くと、上のほうに検索の枠があります。
ここに行き先を入れると、スマホが場所を探してくれます。
入れるのは、覚えている言葉で構いません。
| こう入れても | ちゃんと見つかります |
|---|---|
| お店や施設の名前 | 〇〇病院、△△スーパー |
| 住所 | 〇〇市△△町1-2-3 |
| 駅の名前 | 〇〇駅 |
地図に赤いしるしが立てば、見つかった合図です。
文字を打つのが億劫な日は
枠の右にマイクのマークがあります。
そこを押して「まるまるびょういん」と話しかけるだけ。それで探してくれますよ。
急いでいるとき、指が乾いて反応しにくいとき。こちらのほうが早いことも多いんです。
💡 見つからないときは、市の名前を足してみてください。
「〇〇市 △△病院」のようにすると、ぐっと見つかりやすくなります。
「経路」を押すと、道が引かれます
場所が出たら、画面の下に「経路」というボタンが現れます。
青い丸に矢印のマークのこともありますね。そこを押してください。
地図に道順の線が引かれ、「〇分」と時間が出ます。
これだけで、もう半分は終わりです。
ひとつだけ、確かめてほしいこと
経路の画面には、上下に2つの欄があります。
| 欄 | 入るもの |
|---|---|
| 上 | どこから(出発地) |
| 下 | どこへ(目的地) |
上の欄が「現在地」になっているか、ちらっと見てください。
ここが前に調べた場所のまま残っていると、まったく違う道順が出てしまうんです。
これは慣れた方でもよくやります。うっかりするのが普通ですから、気になさらないでくださいね。
直すのは簡単です。上の欄を押して「現在地」を選び直すだけ。何度でもやり直せますよ。

歩きか、電車か。選べます
経路の画面の上に、小さなマークが並んでいます。
| マーク | 選ぶと |
|---|---|
| 人が歩く姿 | 歩いた道順と時間が出ます |
| 電車 | 乗り換えと、乗る電車の時刻が出ます |
| 車 | 車で行く道順が出ます |
| バス | バスの便が出ます |
その日の体調で選べるのが、いいところなんですよ。
今日は歩けそうだから徒歩で。少し疲れているから電車で。同じ場所でも、選び直せます。
道順が2本、3本と出ることもあります。いちばん上が、いちばん早い道です。
「何時に出れば間に合うか」が分かります
ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。
電車のマークを選ぶと、「到着時刻」を指定できます。
たとえば病院の予約が10時なら、10時と入れてみてください。
何時に家を出ればよいかが、逆から計算して出てきます。
前の晩に調べておけば、当日の朝は支度だけ。慌てずに済みますね。
歩く時間は、少し余裕を見て
ひとつだけ、お伝えしておきたいことがあります。
表示される時間は、足の速い方が休まずに歩いた場合のものです。
信号待ちも、坂道も、途中でひと休みすることも入っていません。
表示より少し多めに見ておくと、気持ちがずっと楽になりますよ。
急がなくていいんです。あなたの速さで歩けばいいのですから。
顔を上げて歩けます
道順が出たら、「開始」(機種によっては「ナビ開始」)を押してみてください。
すると、こんなふうに声で教えてくれます。
「300メートル先、右方向です」>
「まもなく左折です」
画面を見なくていいんです。
これがどれほど楽か、使うと分かりますよ。
手元を見ながら歩くと、段差にも、うしろの自転車にも気づけません。
声に任せて、顔を上げて、前を見て歩いてください。
確かめたいときは、立ち止まってから。それで十分間に合います。
声が聞こえないときは
| 見るところ | |
|---|---|
| ① | 本体の音量(横のボタンで上げてみる) |
| ② | マナーモードになっていないか |
| ③ | 地図アプリの中の音(スピーカーのマークに斜線が入っていないか) |
③の斜線が消えていれば、声が出ます。

まとめ
覚えていただきたいのは、たった3つです。
- 上の欄が「現在地」か、ちらっと確かめる
- 歩く時間は少し余裕を見る。急がなくていい
- 声に任せて、顔を上げて歩く
道が分かってしまえば、初めての場所は、もう初めてではありません。
行きたいところへ、行きたいときに。その自由が、手のひらに戻ってきますよ。
次のステップ
行き方が分かるようになったら、よく行く場所を登録しておくと、さらに楽になります。
ご自宅や病院を覚えさせておけば、毎回入れ直さずに済みますよ。

