【知ってたのしいシムシリーズ】第2弾 SIM(シム)を楽しむ!SIM(シム)はいつから登場したの?
【知ってたのしいシムシリーズ】第2弾 SIM(シム)を楽しむ!SIM(シム)はいつから登場したの?
スマホに入っている毎日使っているSIM(シム)カード。でも、このカードっていつ・どこで・誰が作ったの?と聞かれると、意外と知らないですよね。
第2弾は「SIMの歴史」をテーマに、日本と海外それぞれの歩みをご紹介します!
そもそもSIMカードが生まれる前は?
SIMカードが登場する前は、携帯電話の時代は端末本体に電話番号が書き込まれていました。
つまり、電話を替えると番号も変わる——当時はあたりまえでも、現在では考えられない不便な時代だったんです。そこで「番号情報をカードに分けられないか」という発想から、SIMカードが生まれました。

【海外】SIM(シム)誕生の歴史
1989年:SIMカードの原型が生まれる
ドイツの会社「ギーゼッケ&デブリエント(Giesecke+Devrient)」が、SIM(シム)カードの基本設計を発明。この会社は現在も世界最大級のカードメーカーです。
📌 豆知識: G+Dはいまも年間数十億枚のSIMカードを製造しています!
1991年:世界初のSIM(シム)カード、フィンランドで誕生!
1991年、G+Dが世界初のSIMカード300枚を製造し、フィンランドの通信会社「Radiolinja(ラジオリンヤ)」に納品。これが世界初の商用2G(GSM)サービスのスタートです。
当時のSIM(シム)カードはクレジットカードとまったく同じ大きさだそうです。今のナノSIMと比べると、約10倍以上の大きいです!

1996年:「ミニSIM(シム)」が登場
クレジットカードサイズから一回り小さいミニSIM(シム)[標準SIM(シム)]が登場。この頃からSIM(シム)カードが世界中に広まりはじめます。1990年代後半には多くの国でGSM携帯電話が普及して、ミニSIMが標準となる。
2010年:「マイクロSIM(シム)」でスマホ時代が始まる
2010年6月発売のiPhone 4が、初めてマイクロSIM(シム)を採用しました。スマホ本体が薄く・小さくなるにつれ、SIMカード(シム)も縮んでいったのです。
2012年:「ナノSIM(シム)」が爪先サイズに
2012年9月発売のiPhone 5が世界初のナノSIM(シム)採用機種になりました。ナノSIM(シム)はミニSIM(シム)の約5分の1の大きさ!
現在でも多くのスマホで使われているサイズです。
2016年:「eSIM(イーシム)」の時代へ
カードを差し込む必要のないeSIM(イーシム)が2016年に登場。スマホに内蔵されたチップに書き込むため、物理カードがいらなくなりました。物理とeSIMを1つずつ使えることもあります。
【日本】SIM(シム)の歩み
日本は、海外とは少し違う独自の道を歩んできました。
2001年:日本初のSIM(シム)「FOMA(フォーマ)カード」登場
日本でSIM(シム)カードが初めて使われたのは2001年10月。NTTドコモが世界初の3Gサービス「FOMA(フォーマ)」を開始したときです。
このときのSIMカードは「UIM(ウィム)カード」「FOMAカード」と呼ばれていました。
📌 豆知識: 実は2G時代の日本はSIM(シム)カードは使わず、日本独自の「PDC」という規格を使っていて、電話番号を携帯電話に直接書き込んでいいました。

2010年〜2011年:SIMフリー解禁へ
それまで日本の携帯はすべて「SIM(シム)ロック」されていて、契約した会社のSIM(シム)しか使えませんでした。
2010年、総務省が「SIM(シム)ロック解除ガイドライン」を策定。2011年4月以降に発売する端末から、SIM(シム)ロック解除が可能になりました。
2015年:SIM(シム)ロック解除が無料・義務化
2015年5月以降に発売された全機種がSIM(シム)ロック解除が無料で義務化されました。ここから「格安SIM(MVNO)」が広まりはじめたようです。
2021年:SIM(シム)ロックが原則禁止に
2021年10月以降、新たに発売されるスマホはSIM(シム)ロックをかけることが原則禁止になりました。買ったその日から、どの会社のSIMでも使えます。
📌 豆知識: 総務省がSIMロック禁止に踏み切った背景には「スマホ料金を下げる」という強い国の方針がありました。
日本と海外のSIM歴史 比較年表
年海外のできごと日本のできごと
1989年 G+Dがオリジナルを発明
1991年 世界初のSIM誕生(フィンランド)
1996年 ミニSIMが登場・世界標準に
2001年 日本初SIM「FOMAカード」登場
2010年 iPhone 4でマイクロSIM登場総務省がSIMフリーガイドライン策定
2011年 SIMフリー端末の販売開始
2012年 iPhone 5でナノSIM登場
2015年 SIMロック解除が無料・義務化
2016年 eSIMが初登場
2021年 SIMロック原則禁止
まとめ:小さなカードの大きな歴史
- 1991年にフィンランドで生まれた世界初のSIM(シム)は、クレジットカードサイズだった
- ドイツの会社が発明し、30年以上かけて世界中に広まった
- 日本では2001年のFOMAが初めてSIM(シム)カードを採用
- カードは「クレカサイズ→ミニ→マイクロ→ナノ」と縮み続け、今はカードなしのeSIM(イーシム)へ
- 日本は2021年にSIMロック原則禁止となり、完全SIM(シム)フリー時代に突入
携帯電話もスマホへ進化し、SIM(シム)カードは30年でクレジットカードサイズからカードが必要ない時代に進化。まだまだ進化は止まらない?
次回の「知ってたのしいシムシリーズ」もお楽しみに!
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